元気(笑)にクタにいます

こんばんは。
ロビナから南部のクタに戻ってきました。

さて、昨日の続きです。

今朝、9時少し前、私の滞在していたアネカロビナに
シャトルバスのピックアップの車が到着しました。
車は、5人乗りの小奇麗なステーションワゴン。
既に車内後席には2人の西欧人(男)、そして2人の間には
ドライバー氏の小さな女の子の子供が乗っています。
私は助手席に座るように言われました。
きっと、ドライバー氏が小遣い稼ぎにシャトルバスのピックアップの
アルバイトでもしているのかな。さすが7万ルピアのシャトルバスは
こういうところが適当っぽくていいねえなんて思いつつ、いざ出発。

車はロビナの中心街からシガラジャ方面に走り出します。
しばらく走ると、プラマのバス停です。
ちょうど同じ9時発のバスになるはずの、いつものぼろいバスが
ちらっと見えました。
さあ、7万ルピアのバスはどんだけぼろいんだろう???

ピックアップの車は何事も無いようにプラマのバス停を過ぎていきます。
それどころか、一向に止まる気配がありません。
そしてなんとシガラジャを過ぎ、とうとう峠道に差し掛かるではありませんか?

さすがにこれは変だぞ?と思い、ドライバー氏に、
「この車でどこまで行くの?」と尋ねると、
あっさりと「クタまでだ」と言うではありませんか!!

しばらくの間、頭はパニックです。
どっかでこの車を降ろされ、ぼろぼろのバスで数時間揺られると思っていたら
この車でクタまで行けるなんて!それも7万で!
(正確にはピックアップ代込みで7.5万で!)

一体、このシャトルバス会社って実在しているのでしょうか?
もし私1人しか予約が無かったらどうなっていたのでしょうか?
(まさか1人で1台の車はあり得ない!)
逆にもっと沢山の予約が入っていたら、バスが登場したのでしょうか??

何が何だかサッパリ分からないものの、車は順調に走り、スミニャックへ。
ここで1人降車、そしてクタのベモコーナーでもう1人降車。
最後に私がスーパーノバの前で降車。
そうです。乗せばかりか、降りる際も希望の場所で降ろしてもらえます。

そう。これはまるで、乗り合いタクシー。エアコン付で快適!
それなのにプライスはプラマの3割安!!
おまけに乗用車で途中ノンストップなので、バスより圧倒的に速い!

なんだかまたひとつバリの迷宮に巻き込まれたようです。
恐るべし。バリ島!

最後に少しドライバー氏と話をすると、帰りも空港からロビナまで
お客がいるんだそうだ。私は思わず子供とドライバーに幸あれ!と
願いながら、空港方向へ向かう車を見送ってしまいました。

という顛末です。
いやいや、こんなことになるとは、全く想像できませんでした。
おかげで非常に楽に、また早くクタに着くことが出来て良かったです。

私の旅も折り返し点を過ぎました。
明日もきっとなにかあるはず(笑)
by balineta | 2008-08-27 20:23 | バリ島 | Trackback | Comments(0)