2008年 06月 22日
空港のエアラインラウンジを使う方法
但し、ここを使えるのはビジネスクラスなど上級クラスの利用者やマイレージ上級会員のみ。いつもY利用の庶民には高嶺の花です。
ところが、ある方法を使うと、世界中の空港のエアラインラウンジが使えるようになります。もちろん搭乗便がYだろうと、そんなの関係ありません。
その方法とは、プライオリティ・パスという会員組織に加盟することなのです。ここの会員になると、世界90ヶ国、500ヶ所の空港ラウンジが使えるようになります。
(使えるラウンジの検索はこちら)
実は先日のバリ行きの際、私が成田のNWラウンジを使えたのもここの会員だったからなのです。バリ島ングラライだって、3ヶ所のラウンジ全てを使えますので、ある意味ビジネスクラスの利用者を圧倒する待遇です!
ところがこの会員組織、通常に入会すると年会費がUS$399もして、ちょっと手が出ません。また一部の超高級クレジットカードの付帯サービスにもなっていますが、これとて超高級クレジットカードに入会するのが大変高いハードルです。
しっかし、私達庶民でも入会できるクレジットカードでも、このプライオリティ・パスが特典になっているカードがあるのです。もちろん、それなりに年会費はかかりますが…
では、そのクレジットカードとは?(前振りが長くてすいません)
2種類あります。
まず楽天プレミアムカード。楽天カードの最上位カードです。通常年会費10,500円ですが、6月中の新規入会なら、楽天市場のゴールド、プラチナ会員は初年度会費無料だそうです。
もうひとつはセゾンプラチナアメックスカード。こちらは年会費21,000円です。
詳しくは各カードの案内サイトをご覧頂くとして、どちらのカードも各カード会社の最上位カードですので、付帯サービスも充実しています。特にトラベル関係の特典が強いように思えます。
ですので、ちょっと年会費の高いカードですが、年に何度も海外に出かける人にはメリットの多いカードだと思います。
但し、入会してからがっかりとならないように、プライオリティ・パスの弱点を!
日本国内で使えるラウンジは成田しかありません。(成田以外の空港では、各カードのゴールドカードのサービスとなっている空港内カード会社ラウンジの使用となってしまいます)
また成田においても、エアラインのラウンジが使えるのは第1ターミナルの出発便に限られます。(使えるラウンジがNWのものなので)
第2ターミナル出発便の場合、プライオリティ・パスで使えるラウンジは出国手続前のエリアにあるカード会社のラウンジと同じです。1タミのNWラウンジとは雲泥の差で、プライオリティ・パスとしての使用価値は全くありません。(カード会社ラウンジならゴールドカードで入れば済むわけですから)
ですので、まとめると…
成田の第1ターミナルから、エコノミークラスで海外に出かけることが多い人が、最もコストパフォーマンスが高いと言えますね。