2007年 01月 18日
プロローグ
成田空港 2006年12月30日午前9時30分。
私はJL725便ジャカルタ行の搭乗券を持ち、出国手続きを済ませた。
今回の旅は、バリ島に入る前にジョグジャカルタに滞在しボロブドゥール遺跡を見物するため、同日乗り継ぎのできないデンパサール行を使わず、ジャカルタ行の便を利用することとなっている。計画ではJL725便がジャカルタに17:20に到着し、そのままウイングエア(インドネシアのローコストキャリア)JT8926便19:15発に搭乗、ジョグジャカルタには20:15に到着することになっている。
今までのように単純に日本とバリ島を往復するのとは違い、ジャカルタでインドネシアの国内線、しかもローコストキャリアに乗り継ぐということに少なからず不安を感じる。
(写真はJL725便Yの機内食)
その上、現地エージェントに手配をお願いした関係で、日本出発の段階で私の手許には航空券がなく、ジャカルタ空港の窓口で航空券の発券(搭乗券ではなくて航空券なのです!) をするというおまけまで付いている。。。果たしてうまく乗り継ぎが出来、今日中にジョグジャにたどり着けるかなあ…(ちなみにガルーダのジョグジャ行は最終便が早く、JAL725便に接続する便は終わっているため、ウイングエアを選ばざるを得なかった)
まず、ジョグジャに今日中に着くための第1関門はJAL725便が定刻にジャカルタに到着することなのだが、さすがJAL(って誉め過ぎ!?) 、定刻より10分程早い17:10頃ジャカルタのスカルノハッタ国際空港に到着した。
次は、観光ビザの購入、入国手続、そして税関審査。インドネシアの入国手続や税関審査は外国人にとってあまり評判のよいものではなく、特にジャカルタは悪名が高いことで有名なので、ここが第2関門かなと思っていたのだが、何のことない、あっさりと入国手続も税関も通過し、空港の到着ロビーに出ることができた。たまたま運が良かったのかもしれないが、これならバリ島よりスマートだなと感じた。これで第2関門もあっさり通過。時間にして17時40分を過ぎたくらい。ウイングエアの出発時刻までまだ1時間半もある。「な~んだ、ジャカルタ乗り継ぎも思ったより簡単じゃん」と余裕をかましていたのだが、実は本当に怖いのはこれからだったのでした……【続く】
(ここまでの写真は機内食を撮ったものだけ。やっぱり余裕がなかったのでしょうか。苦笑)
ジョグジャでは、ジャワ人の勤勉さというか、真面目さにふれたのが新鮮でした。
というのも、いつもバリ島にいると、バリ人から「ジャワ人は悪いことばかりする」といったようなことを聞かされていたので、なんか変な偏見をもっていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
やっぱりインドネシアは広い!
バリ島だけで、インドネシアを語ることはできないと改めて認識した旅となりました。